韓国・ソウルから日本への帰国便をANAで検討している方へ。この記事では、実際に筆者が搭乗したNH868便(金浦空港→羽田空港)のANAエコノミークラスの様子を詳しくレビューします!
「日韓路線は利用者も多いし、機材やサービスはどうなの?」
「NH868便のチェックインの混雑具合やフライトの快適さは?」
そんな疑問にお答えするため、空港でのチェックインから機内の座席・設備、到着後の流れまで、写真を交えながら詳しく解説していきます。
正直にレビューしていますので、航空会社選びの参考にしていただければ幸いです。
金浦国際空港でチェックイン!

ソウル市内からアクセスしやすい金浦国際空港。羽田便を利用するビジネスマンや観光客にとって、非常に便利な空港です。
この日も早めに空港に到着したのですが…
チェックインカウンターには驚くほど誰も並んでおらず、まったく待ち時間なしでスムーズに手続き完了!
さらに特筆すべきは、スタッフが全員日本語対応可能だったこと。海外の空港でここまでスムーズに日本語で対応してもらえるのは、安心感があります。旅慣れていない方や年配の方でも不安なく搭乗手続きを済ませられるでしょう。
ANAのカウンターは空港入り口から近く、案内表示も分かりやすいので迷うこともありません。
NH868便の運航情報について
NH861便は、ANAが運航する金浦発・羽田行きの定期便です。この便は19:55に金浦を出発し、22:10前後に羽田に到着するスケジュールが基本。
(日によって多少の変動はあります)
フライト時間はおよそ2時間~2時間20分程度と短めで、映画を1本見るか軽く仮眠している間にあっという間に日本に到着する感覚です。
また、時差はないため、時刻調整も不要。出張や旅行の合間に利用しやすく、非常に利便性が高い便だと感じました。
それではNH868便に搭乗!
搭乗ゲートを通過し、機内へと向かいます。この日の搭乗機は、ANAのボーイング767型機。
中型機でありながら、そこそこの座席数があり、短距離国際線としては十分なサイズ感です。
機材について(ボーイング767)

正直に言うと、機材はやや年季が入っている印象です。ボーイング767はANAでは長年使われてきた定番機材ですが、近年では後継機に当たる787などが主流になりつつあるため、古さは否めません。
座席のクッション性やデザインも少し古めの仕様で、「最新の機材に乗りたい!」という方にとってはやや物足りないかもしれません。
モニターも完備

各座席にはパーソナルモニターが設置されていますが…
正直、モニターのデザイン・操作性ともに“古い”というのが第一印象。
画面は小さめでタッチの反応も鈍く、エンタメの充実度も新機材に比べると限られています。とはいえ、日韓路線の短時間フライトということを考えれば、過不足ない装備ではあります。
事前にスマホやタブレットに映画をダウンロードしておくと、より快適に過ごせるでしょう。
USBケーブルはある

嬉しいポイントとして、各座席にUSBポートが備え付けられています。
スマホの充電やタブレットの利用に便利なので、搭乗前にバッテリーが不安な方はぜひ活用してください。
ただし、充電速度はそこまで早くないため、モバイルバッテリーの持参もおすすめです。
機内食

離陸後30分ほどで機内食が提供されました。メインは肉野菜炒めで、美味しかったです!日系航空会社ならではのクオリティでした。
羽田国際空港に到着!
フライトは順調で、予定通り羽田空港に到着。
ANAの金浦発便は、通常の国際線とは異なり、羽田空港の第2ターミナル(国内線ターミナル)に到着します。
この点は非常にユニークで、通常の国際線(第3ターミナル)と比べて入国審査や手荷物受取がスピーディー。
実際、降機から出口までの時間は約15分程度と驚くほど早く、日本到着後のストレスがほとんどありませんでした。
ビジネス利用や時間を有効活用したい旅行者にとって、第2ターミナル到着は大きなメリットです。
まとめ

今回は、ANAが運航するNH861便(金浦→羽田)のエコノミークラスを実際に搭乗して詳しくレビューして参りました。
チェックインのスムーズさ、日本語対応の安心感、そして第2ターミナル到着の利便性など、短距離国際線として非常にバランスの良い選択肢だと感じました。
ただし、機材がやや古く、モニターや座席設備に最新感はありません。そのため、より快適さや新しさを重視したい方は、以下のような選択肢も検討すると良いでしょう。
- 日本航空(JAL):同じ金浦-羽田線で運航しており、使用機材は最新のボーイング787。
より広い座席や最新モニターを備え、フライト中も快適。 - 外資系航空会社(アシアナ航空、大韓航空など):路線によっては新しいA350型機や最新シートを導入していることも。
とはいえ、ANAの強みは「日本語対応の安心感」と「定時運航率の高さ」。
安心・安全・安定を重視する方には、NH868便は十分におすすめできる選択肢です。
韓国への渡航や帰国の際は、ぜひこの記事を参考に、最適な航空会社と便を選んでくださいね!
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