上海(浦東)と東京(成田)を結ぶ路線は数多くありますが、今回は中国国際航空が運航するCA157便のエコノミーに搭乗してみました。
「中国国際航空ってどんな航空会社?」「エコノミークラスの座席や機内食は?」「実際の搭乗体験はどうだったのか?」など、搭乗を検討されている方に向けて、リアルな体験をもとに詳しくレビューしていきます。
旅行や出張でこのルートを使う方の参考になれば幸いです!
そもそも中国国際航空とは?

中国国際航空(通称エアチャイナ)は、中国のフラッグキャリアです。中国では第3番目に大きい航空会社で、北京を本拠地としています。
日本を含むアジア全域はもちろん、ヨーロッパやアメリカなど世界各地へネットワークを展開しています。スターアライアンス加盟航空会社の一員でもあり、ANAと提携してマイルの相互利用も可能です!
CA157便は、上海浦東国際空港から成田国際空港へ向かう国際線で、ビジネス利用や観光にも人気の高い路線。フライト時間は約2時間程度と短めながらも、サービス内容や快適性が気になるところです。
チェックイン前にレストランへ
フライト時間が17時からということもあり、少し小腹が空いていたので空港内のレストランをチェックイン前に見に行きました。

エスカレータを上がるとレストランが数多く並んでいます。折角なので中国ならではのものを!と「松鶴楼蘇式湯麺」というレストランへ。
結論、おすすめなので機会があれば是非寄ってみてください。

蘇州ラーメンがメインのお店で、牛肉の煮込みとラーメンが相性抜群で美味しかったです。


特にこの牛肉の煮込みが最高に柔らかくて美味しかったのを覚えています。
チェックイン
平日の午後ということもあり、チェックインカウンターは比較的空いており、待ち時間は5分ほど。エコノミークラスでもスムーズな手続きが可能でした。

チェックイン時にはパスポートを提示し、預け荷物を1つ預けました。スタッフは英語・中国語どちらも話せ、丁寧に対応してくれたのが印象的です。希望すれば日本語が話せるスタッフを呼んでもらえることもあるそうです。
保安検査や出国審査も比較的スムーズで、チェックインから搭乗ゲートに到着するまでおよそ30分程度でした。土日だともうちょっと混むと思いますので、お気を付けを。
CA157に搭乗
いよいよ搭乗の時間。搭乗ゲートでは定刻通りに案内が始まり、ビジネスクラス→アライアンス会員→一般エコノミーの順に搭乗が進みました。

乗客は中国人・日本人の割合が半々くらいで、ビジネス利用の方も多い印象でした。
運航機材について

中型機で座席配列は3-3のシングル通路タイプ。短距離国際線ではおなじみの機材です。
座席のモニターは付いていませんが、頭上の収納スペースは十分で、キャリーケースもスムーズに収まりました。
座席について

エコノミークラスの座席は標準的な幅で、前の座席とのピッチもそこそこ余裕があります(およそ79cm)。
身長170cm程度の筆者であれば、足元も問題なく快適に過ごせました。

座面のクッションはやや硬めですが、短距離路線であれば気にならないレベル。リクライニング機能もあり、うたた寝にも十分です。

座席ポケットには機内誌や安全のしおりが入っており、USBポートや電源は未搭載のため、スマホの充電が必要な方はモバイルバッテリーを持参するのがおすすめです。
機内食も提供される

フライト時間が約2時間と短いながらも、機内食が提供されました。
この日のメニューは、チキンライスorビーフヌードルの2択。今回はチキンライスを選択しました。
味は可もなく不可もなくといったところですが、機内で温かい食事が食べられるのはありがたいポイント。ボリュームもそこそこあり、小腹を満たすには十分です。
成田空港に到着!

フライトは定刻通りに成田空港へ到着。天候にも恵まれ、ほとんど揺れることもなく快適な空の旅でした。
成田空港ではバス移動なしでボーディングブリッジでの降機。到着後の入国審査もスムーズで、荷物のピックアップも約15分ほどで完了しました。
中国からの到着便ということもあり、税関検査はやや厳しめですが、申告するものがなければ特に問題なく通過できます。
まとめ
今回は、中国国際航空が運航するCA157便(上海浦東〜成田)のエコノミークラス搭乗体験をレビューしました。
個人的に以下の点が印象的でした!
- チェックインから搭乗までスムーズ:空港スタッフの対応も丁寧で安心
- 機材は新しめで快適:A321の座席は短距離路線に十分なスペック
- 座席は標準的な広さで圧迫感なし:短時間のフライトには申し分なし
- 機内食が提供されるのが嬉しい:内容はシンプルながらも満足度あり
- 時間通りの運航でストレスなし:ビジネス利用にもおすすめ
「中国国際航空=ちょっと不安」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際に利用してみると、そのイメージは良い意味で裏切られるはずです。
CA157便は、コスパよく日本と中国を移動したい方にとって非常に使い勝手の良いフライトです。今後の旅行や出張の際の参考になれば幸いです!
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