国民の70%が中国系であるシンガポリアンたちにとってチャイナタウンはホームタウンのようなもの。昼間も夜もローカル達、観光客でにぎわっている。政府の開発計画によって、大きなショッピングセンターやお洒落なショップもできて、古い昔ながらの町並みは減る傾向とはいえ、中国人にとってチャイナタウンが特別な存在であることにはかわりないだろう。
地図をもたずに、ただ気のむくままにぷらり散策するのが、チャイナタウンの正しい歩き方!

ティアン・ホッケン寺院 
Thian Hock Keng Temple

1841年に建てられたシンガポール最古の寺院で、中国からの移民たちが無事上陸したことを感謝して、海の女神、天后聖女が祀られている道教寺院。建築、内装、調度品すべてが派手で華やか。しかし新築されており、きれいな新しいお寺なので、「シンガポール最古の寺」を期待したらダメかも。平日にもかかわらず、沢山のシンガポリアンたちがお参り訪れていたのが印象的。

住所:158 Telok Ayer St.
営業時間:6:30-17:30 年中無休
入場料は無料だが、お賽銭をおくのがマナー

 
スリ・マリアマン寺院
Sri Mariaman Temple
1827年に建てられたシンガポール最古のヒンズー教寺院。
中国人上陸以前にはインド系移民たちもたくさん住んでいた・・・そんな旧インド人街の名残ともいえるヒンズー教寺院。ヒンズー教の神々を描いた彫刻は、神話のストーリーになっていて興味深い。 さまざまな宗教儀式行事やヒンズー教徒の結婚式なども ここで行われている。


住所:244 South Bridge Rd.,  TEL:6223-4064
営業時間:6:30-21:30 年中無休 
入場料は無料だが、小額でもお賽銭をおくのがマナー
http://www.sriveeramakaliamman.com/
 
ジャマエ・モスク
Jamae Mosque
シンガポール最古のイスラム寺院。
イスラム寺院なのでノースリーブやショートパンツでは見学できないが、肌を隠す切る物を借りることができる。

礼拝時間の見学は基本的にできない。

住所:18 South Bridge Rd
(South Bridge Rd.とMosque St.の角)


http://www.mosque.org.sg/monuments/jamae.html
 

大検証(厳粛)の碑
Sook Ching Centre

日本軍がシンガポールに上陸した海岸、市街地侵攻時の戦場、憲兵隊支部が入っていたビルなどいたるところに、「大検証(粛清)の碑」がある。その1つがSouth Bridge Rd.とCross Streetの角にある。 当時、抗日運動をしていた中国系男性たちが憲兵隊に捕まり、虐殺したという悲しい歴史があるが、「許そう、しかし忘れてはならないこと」としてこれらの石碑がたてられた。
日本軍のシンガポールでの蛮行は、日本人にもあまり知られていないが、だからこそ訪問して平和を願わずにはいられないだろう。
 
ファー・イースト・スクエア
Far East Square
チャイナタウン開発の大目玉ともいえるのがファー・イースト・スクエアの開発。おしゃれでモダンなレストランや雑貨屋、ティーショップなどが立ち並ぶ。チャイナタウンということを意識してか、お洒落なんだけどコロニアル調の建築物や、古い中国寺院を利用した博物館があって、やっぱりチャイナティスト。
かわいいお土産もたくさんみつかる!

住所:Cross St. とテロック・アイヤーSt.の角
tel:
6532-7868
 
チャイナタウン・ヘリテージ・センター
Chinatown Heritage Centre

中国系移民の歴史を知るための博物館。映像、写真のほか、移民たちが実際に作っていた道や当時の苦力たちの生活の様子などがうかがえ、移民たちの苦労が分かる。1Fのカフェでコーヒーブレイクできる。

住所:48 Pagoda Street tel:6325 2878
営業時間:
10am-7pm  入場料:S$8(大人) S$4.8(子供)
http://www.chinatownheritage.com.sg/

 
チャイニーズオペラ・ティーハウス
Chinese Opera Teahouse
毎週末の夜に広東オペラを上演していて、欧米人観光客に人気がある。おおまかな内容は英語で説明してくれるので、全く理解できないということもないが、分からなくてもきらびやかな衣装や独特の歌を見物するだけでも飽きない内容。
小規模でアットホームな店舗で、平日はカラオケ屋になっている。

tel:6323-4862
営業時間:
土日20:00-21:00(19:50までに入場する)  
料金:S$35(ディナー付)
S$25(中国茶付)

http://www.ctcopera.com.sg


 なぜチャイナタウンにヒンズー寺院、モスクがあるの?

ラッフルズ卿は、職を求めてシンガポールへ移住してきた中国人、インド人と、もともと住んでいたマレー人を、民族ごとに居住区域を決めて、そのエリアに住まわせて民族ごとのコミュニティーを作りました。そのエリアはそれぞれ隣あわせになっていた上にとても狭かったため(もちろん人口も少なかった)、チャイナタウンにヒンズー寺院やモスクがあったりするんですね♪
建国当時は現在のチャイナタウンのエリアはインド人居住区となっていました。しかし大挙する中国系移民たちが、その居住エリアを広げていき、この辺りに住んでいたインド人たちは現在のリトルインディアに居住区を移したんです♪